人間と火が初めて関わりを持ったのはいつの頃からだろう…。
現代文明の原点は人間が火と関わりを持ったときから始まったと言っても過言ではないだろう。
火をおこし物を焼く事を覚え、蒸気を発見し蒸気機関を作り、薪の変わりにオイルを使い内燃機関を発明した。
そしてフランクリンが雷から電気を発見した時から現代のエレクトロニクス文明が始まった。
この人間が始めて火と関わりを持ったときから人間と火の戦いは始まった。
そして、その最前線にいるのが消防士である。
消防士に求められる資質は、あらゆる物を焼き尽くす業火に敢然と立ち向かう闘志と、静かな湖の湖水のような冷静さ、
全市民の財産と生命の安全を守るという責任感と勇気である